東日本大震災 復興 〜希望〜

やっと夢開く行事3月18日地鎮祭です。

通常であれば、数名の方丈様方と行うのですが 仮設の本堂、東司(トイレ)もなし、仏具も預けたままで道具も揃わない。
寂しい限りではありますが、建築委員会・建築業者を迎え一人で行う事になりました。

地鎮祭の段取りで、リース会社からカマ・クワ・スキ、などお借りする事になったのですが、どうしても住職と会いたいと。
「実は6年前にまだ0歳の孫の葬儀を住職に執り行っていただき、娘夫婦が精神的にも住職に助けていただいた」と。あ、あの時の 思い出しました。

たまたま依頼したのですが、縁ですね〜ちょうど今年七回忌にも当たっていました。
今回の建設も、縁があっての建設業者様です。縁が縁を結んでいるのですね。

地鎮祭の様子

地鎮祭の様子

地鎮祭の様子

地鎮祭の様子

地鎮祭の様子

地鎮祭の様子

地鎮祭の様子

地鎮祭の様子

4月1日境内整備の工事が始まりました。それと伴い電信柱の撤去工事も。
通学路でもある道路、近所の方々には大変迷惑をかけております。
水屋も西側道路近くに仮設備いたしましたが、道路沿いで危険ですので注意してもらいたい。
1年以上、不便を掛ける事になると思います。

4月8日より地盤改良とパイル打ちが始まりました。
当日風が強く工事もはかどらず作業は早目に終了。しかし、この風が問題でした。
この夜、爆弾低気圧の後風!隣の機材関係の会社の方が「住職大変だ!」と大慌て!
慌てて外に出ると仮水屋の壁が風にあおられ吹き飛びそうに機材関係の社員さんたち5〜6名で抑えていてくれていたのです。
お願いし、水屋の壁を取り外し水桶など風が来ない場所に移動、ありがたや近隣の顔見知り。
とんだ建設工事初日を迎えました。今後は何事も起らずと願うばかりです。
水屋の方も今後何かあってはと、壁などは取り外したままです。
お墓参りの方々は、特に車に気を付けご利用してもらいたいです。

15日より本格的な地盤改良が始まりました。
しかし、昔の庫裏のパイルが何本も出て、パイルの解体に悪戦苦闘です。
3日目には2メートルほど下から、骨壺に入ったままのお骨が出てきて大慌て。
昔湿地帯だったとは言え、大変な深さまで沈んでいます。
地盤改良をキチンとしなければいけない訳です。

地盤改良の掘削最終段階に入り、昔の墓石の外枠・基礎部分が大量に出てきました。
業者にとっては大変な迷惑物、宮城沖地震の後、地中に埋め本堂を建てたのかと思うと。
昔の地形など思い浮かべますが、35年も昔の事、鮮明には思い出せません。

地盤改良も大詰めに、しかし業者が慌ただしく動いていました。
今日基礎部分(木枠内・外壁)に生コンを流さないとストップがかかると。
震災後の材料不足で生コンも例外ではなく、頼んで2週間待ちだそうです。
今日の午前中に受け入れが出来なければ、2週間後まで伸びてしまう。
ギリギリで間に合いました。桜満開の中、山ではチラチラ雪が舞う寒戻り昼返上で頑張ってくれました。感謝です。

4月21日と言うのに雪です。今日が日曜日で助かりました。
しかし次の日は溜まった水のくみ上げから、作業が遅れてしまうかもしれません。

基礎工事も大詰めですがGW到来、しかしながら前半の連休は休日返上で仕事が遅れないように働いていただきました。ありがたい事です。

ゴールデンウィークも終わり、いよいよ基礎作りです。
何台の生コン車が来たことか、今の基礎作りは凄いですね。

ダンプカーで土を入れ戻し基礎がやっと完了しました。

基礎が完了してからが、長かった。
仙台の復興事業が多いせいか、資材・人員が追い付かない。
その間、水道・電気の基礎整備が始まったが、
水道に関しては都内からの業者様が応援に来てくれた。
6月28日鉄骨がやっと来た。6月末だと言うのに肌寒い中運んでは組み立て大掛かりな作業だ。
今回の作業の方々も都内からの業者様、ありがたい事です。

7月に入り鉄骨の組み方・階段、2階部分の床の骨組み建物の足場が、雨の中やっと完成しました。
鉄骨での作業では、屋根が掛かる前に柱の組み方が終われば上棟したと言う事ですが、まだまだ先は長い道のり。
現場の作業している皆様の健康を祈願するのみです。

7月8日初めて2階部分に上がらせていただきました。
結構な高さの本堂です。足場もシッカリしていませんし怖いですね。
1階部分は湿気が上がらないように防護シートやら断熱材をいれ強化。
不安なのが、資材の手配で遅れる可能性が大きいと・・・。
屋根やら、生コンなど厳しい現状が続きそうです。

本堂2階部分

1階部分

7月16日2階本堂部分の土間作りです。
朝からコンクリートミキサーが何台も来ての作業。
屋根が無いので雨が降らない事を祈るだけです。

鉄骨の遅れで延び延びになっていた屋根の取り付けが17日より始まりました。
20日には非常階段の取り付け作業です。

22日1階部分の土間打ちですが午前中より雨
雨が吹き込まないよう願うばかりです。
工事の遅れもあって、何組もの業者さんが入り、雨の中工事を急いでくれています。

願いもむなしく大雨になってしまいました。
1階土間に吹き込んだ雨でしたが、大きな影響もなくホッと一安心。
次の日にはゼネコンの副支店長が気になってか視察に来てくれました。
24日基礎の最終段階の腰壁の生コン作業ですが、雨です。
雨だからと言って生コンを遅らせると、いつ受注できるか分かりません。
外回り部分ですので、願うは強い雨にならない事だけです。

7月末より壁の取り付け作業が始まりました。
先ずはエレベーター周りから、エレベーターの機材を入れる為にです。
雨が吹き込んでは一大事。屋根もほぼ完成に近づきました。
8月初めからは、非常階段の土間打ちに、壁の取り付けも本格的になり、このまま梅雨が終わるのを祈るばかりです。

梅雨も明け例年以上の暑い日々です。お盆前には壁がほぼ付けられ基礎部分の完成を迎えそうです。
お盆明けにはサッシの取り付け配線関係など、いよいよ内装関係に入るそうです。

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