東日本大震災 復興 〜上棟〜

【最新記事】4月26日 檀信徒皆様にお披露目
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2013年8月23日

お盆も明け内装工事の始まりです。
サッシ・電気配線・空調など、1階部分の仕切りも始まりました。
1ヶ月ほどでゼネコンから本来委託した業者へ引き渡しになります。

内装工事 内装工事

9月に入り内壁・外壁の噴きつけが始まり電気配線もある程度完了になりました。

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2013年9月11日

外壁の塗装も終わり、点検し足場を間もなく解体する時期9日の朝に事件が発覚しました。
現場監督が「何か変わった事無かったですか」と。
現場の電気配線の一部が何者かによって切られ盗まれていたのです。
7日土曜日の午後7時から9日月曜日の午前5時頃の間に。
警察も駆けつけ現場検証、防犯カメラもあったのですが何度も自分で見ましたが、それらしき人物の確認は出来ず。
警察にも画像を提出しましたが無理かと思われます。
金額にして10万ほどですが、重要な部分ですので、一部最初から付け直しとの事で、損害は50万強との事。
被災地での盗難が多いとは聞いていましたが、情けない話です。

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被害に遭った電気配線部分

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2013年9月20日

16日台風直撃です。防護ネットが風であおられ足場から崩れないかと心配でしたが、影響もなく過ごせました。
17日からは足場の撤去、外観が見えてきました。
18日にはロッカー式納骨壇の搬入、仮本堂で展示を秋彼岸を迎え檀家さんの反応が気になるところです。
間もなく、内装の工事が始まります。
外見は本堂らしくありませんが内装はヒノキ材で立派なものになると期待しております。

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2013年11月5日

10月に入りゼネコンの外部工事も終了に、22日から本業者の内部工事が始まりました。
木材の切り出しから組み建てなので時間が掛かりそうです。

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2013年12月26日

年末も押し迫り慌ただしい中、会食場の天井と壁の仕切りが完成し、ロビーの天井に取りかかっております。 年内中には無理かと思われますが、1階部分の天井と壁は来年1月中には何とかなりそうです。

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2014年1月17日

2014年に入りましたが、昨年のまま工事がストップしております。
16日に業者の所まで尋ねると、作業場では宮大工さんが入り、虹梁の彫刻を仕上げておりました。
寒い中ありがたい事です。檜の良い香りが充満しており来月には入ってくると。
来週から工事の再開が始まるそうです。

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2014年2月9日

2月9日、明日からいよいよ宮大工さんによる作業が始まります。
ところが、78年ぶりの大雪。本日年回供養もあり朝から雪かき。
午後から出入りの石屋さんも助っ人に入り、大仕事です。
次の日、いよいよ虹梁・丸柱の搬入と思っていましたが、業者さんが雪かきに心配してきたら住職、ある程度雪かきしてくれていたんだと。
それでも雪で搬入できないと、ダンプで1台分を運びだし、明日から本堂の中心である木材を搬入すると。
大変立派な・虹梁・丸柱が入ってきました。組み立てが楽しみです。

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2014年2月13日

宮大工さんが入ってから2日で、重要な主の部分の柱が完成しました。
明日で宮大工さんの仕事は完了です。しかし圧巻です。
300キロはありそうな虹梁を、自力6人がかりで釘も使わず組み上げていく光景。
周りの壁が出来上がれば、もっと迫力のある見え方がするでしょう。
早く完成を見たいのですが、他のお寺さんの建物と並行して作るので、数か月ほど休憩に入るとの事ですが、業者さんに甘えている我が方では待つしかありませんね。しかし楽しみでなりません。

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2014年7月19日

本堂の建築休工の合間を見て、一週間懸け緑地帯を作りました。
面積が少ない緑地帯ではありますが、可愛いヤッホー地蔵が小学生の登下校時に見守ってくれています。

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2014年12月5日

8か月ほどの休工を終え、11月末から工事が再開いたしました。
本年度中には1階部分が完成する予定です。
工事完了は来春4月頃の予定で、予定していた時期よりも半年ほど伸びました。
これから、仏具もどんどんと運ばれて来る予定で、出来合いが楽しみです。

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2015年2月18日

本堂部分の工事も、着々と出来上がってきました。
1階・2階の間仕切り、天井が完成し、先週には欄間・仏具類も搬入
紙で覆っていた丸柱も姿を現しました。
本堂の天井は、格天井にはならず見栄えしませんが、それを補う、人天蓋・佛天蓋・銅板など素晴らしい飾り付けとなるでしょう。
気になっていた虹梁の割れも、宮大工さんにより埋め木され素晴らしい物に
壁のクロス・床の作業が終われば、確認申請までたどり着けそうです。

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2015年2月25日

いよいよ搬入されていた欄間の取り付け作業が始まりました。
どんな彫になっているのか気になっていましたが、檜の立派な物です。
人天蓋も今日搬入され、梱包されていたパネルを外すととんでもない大きさの人天蓋が現れました。取り付けが楽しみです。
今週中には壁・一部の床も始めるそうで、その後、金箔の仏具類の取り付けになります。

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2015年3月9日

本堂の完成も近づいてきました。壁・床の完成も9割ほど終了。
水回りの器具も備わってきました。本尊裏の壁の金箔も張り終え、驚くほどの優雅さであります。
いよいよ今週から預けてあった荷物の搬入と新調した本尊様・仏具類の設置になります。

内装工事

本堂内の畳型模様の床材完了

内装工事

本堂裏の部屋の完成

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台所

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トイレ

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納骨供養壇内の位牌置場

内装工事

2階控室2間

内装工事

本金箔シートの張る作業

内装工事

本尊裏の純金の壁

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2015年3月10日

明日で東日本大震災5年目の春を迎えます。
そんな中、思いがけず新しい本堂の本尊様・四天王・風神雷神が安座される事に。
内陣内の佛天蓋・吊燈籠も備えられ、素晴らしい装飾の仏様の風格に圧倒されまるで、曹洞宗では無い趣ですが、東日本大震災で亡くなった方々、我が寺の檀家の3名の命を奪い去った惨劇、その方々を思い供養する願い。
本来なら南無釈迦牟尼仏・地蔵菩薩が主に本尊になるところですが、縁があって安座される事になった十一面千手観世音菩薩、これから住職である責任に思い・供養が、重く伸し掛かってくる思いです。しかしながら、それも縁があっての事と。
奇しくも震災当日と同じように、雪が舞ってきました。

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2015年3月14日

いよいよ人天蓋・銅板・須弥壇が搬入されました。
それと同じく七福神も安座されました。大災害からの復興を願う神として。
丁度この当たりの地名が、七郷。それに合わせ七郷の里の復興七福神と呼ばせていただきます。
間もなく新本堂の完成を迎える所です。お陰様方に感謝。

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人天蓋を真下から見た図

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2015年3月17日

本日、大間内の紋縁の畳が敷き詰められました。素晴らしい本堂の完成です。
未だ一部、廊下・階段の床が貼られていませんが、間もなく終了です。
ただ、預けていた仏具類の搬入、片付けなど使えるまでには時間が掛かりそうです。

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2015年3月23日

春彼岸の中、時間の合間を見ては仏具類の搬入と掃除。
3年間預けていた道具はホコリだらけ、布物・紙物はカビに覆われ大変な事に、特に大般若六百巻が大変な事になっておりバラバラに剥がれる始末。
カビをふき取り陰干しに、座布団も使えなくなった物は半分以上。
本日、明日と完了検査・消防署・水道・エレベーターの検査です。
検査結果は来月になると思われますが、片付けがかなり掛かりそうです。
4月の中旬過ぎには何とか使えるようにしたいのですが。
4月か5月に大回向・護寺会総会を開催いたします。
その時に、檀信徒皆様にお披露目したいと思います。

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2015年4月7日

3日前ほどから、お預かりしているお骨を新本堂内に運び入れ、昨日、業者様などの力を得て大々的に片付・引っ越しを行いました。
骨堂にしていたプレハブの撤去、本日仮本堂のプレハブの撤去。
3年以上使っていた仮本堂でしたが、あっと言う間に運び出され駐車場の姿が現れ、多少の寂しさと、今日より新たな気持ちで向き合わなければならない思いが。
本日、午後より新本堂の須弥壇にお供物等を供え、家族だけで佛の遷座式を行い、まだまだ手が追い付かず、きちんと供養が出来る状態ではありませんが、明日より新たな気持ちで前進して行きたい思いです。

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2015年4月26日

とうとう檀信徒皆様にお披露目できる時がやってまいりました。
本来ならば落慶式と言う形をとるのですが、我が寺の体力では現在不可能。
しかし知らん存ぜぬではお話にならず、10名ほどの方丈様方に随喜していただき諸佛諸天神の開眼法要を修行させていただき毎年恒例の大回向(先祖供養)も併せて執り行いました。
200名ほどの檀信徒の皆様がお越しになりましたがどんな感想だったのか。
寄付を出していただき「これでは残念だ」では申しわけなさすぎます。

内装工事 内装工事
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当日肝心要の主役が体調を崩し欠席だと急な連絡、この業者様が居たからこそ本堂内の内装、檜の丸柱・虹梁、両面作りの檜の欄間、荘厳な天蓋・燈籠等そして十一面千手千眼観世音菩薩・七福神・四天王・雷神風神様が鎮座できたのです。式次第状感謝状は代理の方に受け取っていただきましたが残念至極の思いです。
しかしながら良くもここまで来られた、あの震災から4年と1ヶ月15日のお披露目。本音を言えば当分体を休めて休養したいところです。
しかしそうも言えず毎朝の朝課(お勤め)をシッカリと檀信徒様の先祖供養も心を込めてねんごろにしなければと深く思うところでございます。
外見上は倉庫と変わらない風貌です、鉄骨造りでは持って100年
しかしながら建物の中の欄間・虹梁・丸柱・須弥壇・天蓋・燈籠・仏像の数々は1000年でも持ちこたえてくれる品々です。
我が時代では無理だと思いますが100年後の新しい本堂が楽しみです。

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関係業者様
外部工事・電気配管工事 株式会社 森本組
内装・諸佛諸天神仏具類工事・水回り・ガス配管工事 有限会社 賀生堂良寛の庵
心から感謝申し上げます。

そして忘れてはいけない震災後大変な思いをして寄付を出して下さった檀信徒の皆様です。

龍香院 十五世 大海洋之

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